サークル
右脳遊戯
リリース
2003年8月15~17日 コミックマーケット64
ホームページ
【概要】
ミスタードリラーをパロディしたゲームパートを攻略しながらアドベンチャーパートを進めていく”遊べる”成人向け同人ゲーム(男性描写なし)。ストーリーCG:12枚、H:12枚(差分抜き)
タイトル画面
【ストーリー(あらすじ)】
ある日、写真部の部室から薔薇の姉妹たちの秘め事が収められた写真と、蔦子と謎の女性のツーショット写真が見つかる。祐巳は写真の奪還と、写真に写りたがらない蔦子と謎の女性が写ったツーショット写真の謎を知るため、瞳子のドリルを手に蔦子を追って学園の地下へ潜っていく。
ゲームパート画面
【ストーリー(ネタバレ)】
謎の女性の正体は蔦子の中等部時代の上級生でカメラの恩師でカメラの勉強のために他所の高校へ進学した先輩の美紀だった。蔦子は姉のように慕っていた美紀との久方の再会。美紀の指導で今回の騒動について反省し、最後に蔦子を含めた集合写真を撮影して大団円。
瞳子のドリルを手に地下へ
【ゲームモード】
本作のゲームパートはアーケードゲーム「ミスタードリラー(1999年)」のパロディ。ブロックをドリルで削りながら地下へ進んでいくアクションパズルゲーム。表現の一部がオリジナルと異なり、エアーではなくドリルのバッテリーを切らさないように電池を回収して進めていく。また、本作のオリジナル要素として、画面上部にたまに現れる由乃がアイテムを落としてくれる。残機アップや移動速度上昇、ブロック落下停止などのアイテムがある。ストーリーモードでは3種類の難易度が選択可能。全3ステージで各ステージのクリア後にノベルパートが展開される。クリア後はゲームパートのフリープレイが解放され、このモード限定でさらに高難易度のゲームモードが遊ぶことが出来る。
左:蔦子 右:美紀(オリジナルキャラ)
【おまけ 右脳遊戯という成人向け同人ゲームサークルについて】
ノベルゲームを除く当時の成人向け同人ゲームは、テーブルゲームやブロック崩しなどのシンプルなゲームを題材とした作品が大半で、ゲーム部分はサークルの過去作を流用している作品も多い。成人向け作品の場合、ユーザが楽しみとしているのは当然Hシーンだが、ゲーム性を楽しみたい人にとってこの手のゲームはやや魅力に欠けることが多く、少し凝ったCG集程度の認識になってしまう。そのなかで、単調すぎず虚無にならないゲーム性を持つ成人向け同人ゲームをいくつも制作している右脳遊戯というサークルは素晴らしいサークルだ。シンプルなゲーム性の作品もありつつ、いずれも異なるゲームを題材にしていて手が込んでいる。それでいて成人向け描写でも原作を蔑ろにしない作風は非常に好印象だった。
※この記事はチヘド劇場がC104で頒布した「マリア様がみてる 同人ゲーム録本」を編集したものです。
追記:タイトルの元ネタは「ドリル少女スパイラル・なみ」ですね。