シスプリ原作を18冊読んだ。字がデカいね、この本。

超いまさらシスプリの書籍を読んだよ!アニメは視聴済みだよ!雑多に書き殴った感想集だよ!

シスプリキャラクターコレクションを読んだ

衛が良い。本人が抱える"女の子らしさ"という違和感が良い。けど、個人的にリアルでそういう人とのトラウマがあるからヒュッとなる気持ちにもなる。

幼少組より年長の方が話が面白くていい。純粋さもいいんだけど読み応え的にはね…。

衛も鈴凛も女子にモテる。鈴凛にいたっては告られてるし…。っていうかジジの話はやっぱいいわ。泣ける。メカ鈴凛の話もいいじゃん。

四葉は安定してかわいいデス。ガキのくせにビキニポロリは生意気すぎる。
お兄ちゃんの日制度が出てこない話のほうが面白い。絶対に足を引っ張ってる。

咲耶の7.消せない絆は良いシナリオ。妹コンテンツとしてもトップレベルで好きかも。衛のジジの話も好きなんだけど、兄妹愛との真っ向勝負としてはこれがベスト。ふつうの兄妹にならできるのに、愛してしまったが故にできなくなってしまう。そういうリアルな葛藤と年相応の少女の心理がうまい気がするぜ。

春歌の出自が意外と亞里亞にも負けず劣らずなのは驚いた。あと、アニメの催涙雨を飛び越える描写はアニオリなんすね。監督の手腕が素晴らしいです。春歌いいね。なんか嬉しい。年長組だけど結婚とかこだわってないし行く末を誓った仲と勘違いしてるのはちょっと怖いかもしれないけど。尽くしてくれる乙女なのがいいね。

▲この表紙絵めっちゃ良いっすね!

改めてアニメ見直すと結構違うね。鈴凛、春歌、咲耶の回だけ定期的に見直すくらい好きなんだけど原作読んでからは初だった。春歌と咲耶の改変がすごすぎる。アニメとしては春歌のクオリティがダントツなんだけど、最終話を飾るエピソードとして咲耶の話を回想に仕立て、子供じゃない自分と廃教会で対比させる描写はエグいて。

結構飛んでるな千影ちゃん、千影はなんか別格ですね。この11人と肩を並べてるのが少し不思議になるほど。とはいえ、真剣に思ってくれているが嬉しいし翻弄されるのが楽しいので好きです。趣味が合わないのは辛いけど…。
本編だとちゃんとミステリアスなキャラクターなのに無印アニメだとあんな感じになってるの色々と可哀想だったな…。初見の時はそういう部分が好きになったんだけど、そういう狂犬的な印象は本編からはなくてしっかりしてた。いい意味で妹候補としては難しくなった。

やっぱ衛いいよな、あにぃの男の子の友達ポジションにならないといけない!って先入観に追われていて、かつ日に日に成長していくあにぃの姿をみて自身の女性性のギャップに悩みつつ女の子らしさをあにぃに肯定されて自分を肯定できるように成長していく葛藤の解消が美しい。

「お兄ちゃんの日」の設定がガバガバすぎてある意味もわからない。まあ雑誌のせいであることはわかってるんだけど。なんか出てきたり出てこなかったりするのは何故なんだ?

オリジナルストーリーズを全部読んだ

のはもういつのことか。結構前になる。一冊は亞里亞の絵の背景の繊細さが凄まじくて、レンガ造りの橋と小さなお舟がエグい絵だった。もう一冊は千影の絵の構図がすごく良くて、縦長の窓の前に腰掛けて佇む千影があまりにも美しかった。あと、雛子の絵本っぽい感じが良かった。

▲1冊目のオリジナルストーリーズのときの絵柄が一番好き。

っていうか、こういうイラストと文章を塊でバラバラに配置する読み物の形式ってなかなか見ないよね?絵本とも違うしかなり革新的でビックリしたんだよ。
意外と外でも見ない。絵の上手さのお陰で成り立ってるすごい作品だなって思ったっす。

っていうかやっぱ絵がうまいっすねぇ~。画集も観たけどすごい。絵柄の変遷がすごくて終盤は旬を過ぎてしまった感を失礼ながら感じてしまったけど。
とはいえ、背景とかフリルの繊細さとか。鈴凛のメカデザインとか、私服も誰もダサくないのが本当にスゴイ。マジで。
そして彼は今どこで何をしていらっしゃるんですか?前にググったとき一切情報が出てこなかった…。

ポケットストーリーズを全部読んだ。

この頃の絵も良いが、もう少しだけ前の絵柄が好きだな。話は今までと打って変わって姉妹同士の関わりも描かれるようになった。そうしたお陰で12人の妹をもつ1人の兄が誕生したわけだけど、トンでもねえな本当に。

いま4巻を読み終わった直後なんだけど、千影が亞里亞とお揃いのフリフリのお洋服着てる絵が無くて憤慨した。なんでだよマジで。

ストーリーズ読んで一番印象が変わったのは千影だった。意外にもめちゃくちゃ年下の面倒見がいい。迷惑かけられてもいつもの浮遊感のある雰囲気でやさしく励ましてあげる姿が美しい。

それにしても、4巻が可憐が中心だったのはまあ納得できる。けど、ラストエピソードが亞里亞だったのは意外だった。でもまあ、最後の妹だし締まりはいいよね。
そんでもって、こうさあ、なんか"兄達"との別れが薄っすら示唆されてる感じの文章が切なくなるわ…。割と亞里亞にもシスプリにもしっかり愛着あるんだなって実感した。
…けどよぉ、最終巻なのに春歌の出番が"絵"だけってどういうことだよ、あぁ!?!?前巻で温泉で舞ったから出番なしってか?っていうか咲耶も出番なくなかった??マジ???鈴凛もじゃん!最終巻なんだからさぁ!!ねぇ!!?

結局のところ百合が一番好きな自分としてはこういう姉妹同士の関わりをもっと観ていたかった感が強い。たとえそれぞれの"兄"に思いを寄せていたとしても姉妹同士の関わりはそれはそれで尊いから。
色々思い返して考えてみて…推しカプは亞里亞×千影かな?RePureのアニメだと鈴凛×四葉もよかったね。

オフィシャルキャラクターズブックも読んだ。

このコンテンツの歴史を追うには丁度いい本だった。見た感じかなり初期の頃の本のように見える。
絵柄もまだ硬さが残っていると言うか、よくこっからここまで短い期間で絵柄が変わったなぁ…と驚嘆。この頃の絵も好き。

問おう、貴方が私のお兄ちゃんか?

でもまあ、結局誰がお前の妹なんじゃいという問いに対してはキャラクターコレクションを全部読んだ時点で決めてました。『春歌』です。よって俺は『兄君さま』です。
これはなんでかっつーと、まあまず年少組はパスさせていただいて、次に「キャラクターとしての魅力が立ちすぎている」と感じたキャラを除外していく。衛・咲耶・千影・鈴凛。
ここで残ったなかで好きな妹が四葉か春歌なんだけど、四葉はとにかくかわいいッ!て感じで妹として考えるとミスマッチな気がした。
よって春歌をマイシスター、“マイシス"として迎えたいと考えるに至った。

こういう書き方をすると消去法のように見えてしまうんだけど、それぞれのストーリーの中でも七夕回は個人的に伝説級かつ、本人の癖が強すぎず、時代錯誤感もあるがかなりの献身振りで、“妹"として考えたら春歌が一番魅力的だなって思って決めました!
なので、この記事を読んだ"お兄ちゃん"等それぞれの方々は手前のことはNauly兄君さまとお呼びくださいな。

これからシュリンク未開封のドラマCDを6つ聴くのでそれが楽しみです!ああ!できれば開封せずにしておきたい!!!けど、別にプレミアが付くようなものでもないからね。開封しちゃおう。