「JKのおまんま!」っていうWEB漫画が好きだった

あなたは「JKのおまんま!」というWEB漫画をご存知だろうか?

あらすじ

高校なのに給食ーー?
その学校自慢の給食をお届けするのは給食センターではなく、
なんと「給食部」所属の女の子たちだった。可愛くも個性的な部員たちが
丹精込めて作った給食を、今日も美味しくいただきます! 

▲公式より引用

どんな漫画?

一言でいうと、ハイパー下品で、しょうもない下ネタと作者の性癖が丸出しの最高にくだらないギャグ漫画だ。

この作品は給食を作る部活に所属している5人の女の子たちの日常を描いたギャグ漫画。
特徴的なのは、おそらく正気では描けないであろう下品なギャグが多いところ。その他にも全編を通してギャグの程度が非常に低俗(誉め言葉)で、エロを全面に押し出したこの作風で実在の芸能人をパロディしたゲストキャラ(例:イモトアヤコ等)がときどき登場する。

画の魅力

画風もこの作品の最大の魅力のひとつ。
以下は第1話の3P目。

▲性癖全開の下品描写とくだらないギャグのダブルパンチ。作品全体がこのテンションだ(最高)。

(失礼な感想だが)現代の他のWEB漫画と比較すると多少見劣りするかもしれない画風ではあるものの、強調される局部や肉感、肌のハイライトからは作者の性欲が強く感じられ、非常にパッションに溢れた画になっている。
疑似フェラなどの性技を想起させるシーンや、露出と局部のドアップの画が非常に多く、「作者が描きたいものはこれなんだな」と誰もが納得するほど徹底している。

衝撃的なギャグ描写

本作には常軌を逸したギャグがいくつも出てくるが、特に衝撃的だったものについて話したい。
最初の方に出てくる回で、副部長が生徒に提供するシチューを煮ている大鍋に全裸で入浴するギャグがある。人によっては嫌悪感を抱く可能性のある内容かもしれないが、この作品にまともな倫理観を持ち込んでも意味がない。
さらに別の話では、ピーラーを使って下の毛を剃毛し、そのピーラーに付いていた毛が給食に混入、給食を食べる男子生徒は文句を言うどころか異物である毛をありがたがるという底抜けの下品さを見せてくれる。ここまでくれば最早笑うしかない。この突き抜けた下品さ・低俗さは唯一無二だ。

ちなみに、

現在、作者さんは「仲介人」という作品の連載をしており、リアル調の絵柄でストーリーもギャグなしのどストレートエッチ漫画。JKのおまんま!の頃の荒削りな雰囲気は一切ない。

販売ページ(アフィ無し)

▲最近、第2巻が出たらしい

JKのおまんま!経由で前に買って読んでいた。2巻も買おうと思う。

今どこで読める?

連載サイトがサービス終了し、電子書籍の販売も終了。Waybackmachineにもアーカイブされていない。
しかし、Google Booksでなぜか一部試し読みができる。
範囲は44P~101Pの56ページ分と中途半端だが結構多い。(なにかしらのバグでは?)

Google Books(試し読み)

また、メディバン漫画の公式ツイッターには当時の更新告知ツイートが残っており、そこで一部のコマを確認することができる。

最後に

この作品を読むことで得られる快楽は他の作品では決して得られない。この快楽が脳に焼き付いて離れず何度も読み返してしまう。
そんなバカらしくも愛すべき作品が今はもう読めないのがとても悲しい。認知度が低いのももったいない。
うまく言葉で伝えられずもどかしいが、ここまで下品なマンガはまったく見たことがない。エロというより下品。それがこの作品の最大の魅力だ。

現在のペースだと1年に1度ふと読み返しているので、そう遠くないうちにまた読み返したくなると思う。それまでにはどうか…

再公開よろしくお願いいたします。

以上。