久々に明晰夢を見たよ。3度目。いづれも今年見た夢。でも昼寝では初。
結論を先にいうと眠りも浅くて時間も短かったから大した夢は見られなかった。

どうやらイメージ力が貧困みたいで「空」しかイメージできないようだ。
とはいえ、眠る直前に読んでいたラブクラフトの異次元の色彩が夢に出てこなくてよかった。


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視界がシュワシュワ白く広がっていき、通常の夢には無いはずの感触を、四肢を含む全身で確かに認識した時点でこれが明晰夢だと直感した。
眠気を感じないクリアな思考で、今自分に起こっている現象が明晰夢以外のものではないと感じ、当然のように納得していた。

眼前に広がる白い景色は高速で動いており、数秒経ったところでピタリと止まった。感覚的に自分のいる場所よりも下、底にあるものに意識を向けた。そこには小さく白い、底の方から伸びるビルのような直方体の、四角形のてっぺんが無数にこちらを向いていた。地面がどれほど奥にあるのか、自分はどこにいるのか、白い物体はなんなのか。すべてが分からない。ただ、豆腐のビルが無数に建っているという印象を抱いただけだった。
今度は視界の豆腐ビルが急速に遠ざかっていった。そこで気づいたのは、自分は先ほどまで高速で落下していて、今は逆に高速で上昇しているということ。まるでバンジーゲームのようだった。高速移動に伴う重力加速、強張る筋肉は妙な心地よさを感じさせ、この夢がもう少し続いて欲しいと思った。