絵はかわいいガンシューティング

タイトル画面

▲STARTなどの文字が一切ないが、れっきとしたタイトル画面
数秒待つとフェードしてゲームが始まる。同人ゲームらしくて良い

サークル

石垣市白保、LUNATIC WINGS

リリース

2000.12.30 コミックマーケット59

ホームページ

http://lunaticwings.hoops.ne.jp/kaede/index.htm

概要

デジキャラットを題材にした、同人では珍しいスクロールのガンシューティング。
うんこを投げてくるでじこのドタマに鉛玉を撃ち放つという、歪んだ愛情表現のゲーム。

ストーリー概要

でじこの性格がめっちゃ悪く描かれてて、打倒でじこにぴよことラビアンが結託。
ラビアンから支給された重火器を持ったぴよこがでじこの撃ち殺すことになる感じ。
同人のなかでも人を選ぶ感じはある。

ゲーム内容

強制横スクロールする画面内のドアや窓からでじこが出てくるので、うんこを投げつけられる前にヘッドショットででじこをやっつけるという内容。
各ステージごとにノルマがあり、毎回武器も異なる。
・ステージ1:4,5発程度打ち込まないとデジ子を倒せないAR的な銃
・ステージ2:1発で倒せるスナイパーライフル。リロードに時間がかかるため一発でも外すとダメージ必至

ボリューム不足かな…

ラスボス面含めて3ステージしかないので、所謂ガンシュー面は2面しかない。武器は異なるがグラフィックがすべて同じ。敵のパターンも1パターン。
凝りようがいくらでもあったのに勿体なさを感じるし、単にボリューム不足な気もする。
ゲームとしてはシンプルにできてるんだけど。ラスボス面以外は。

ラスボス面

何故か巨大化したでじこを倒すため、ラビアンが用意したランチャーをぴよこが支えてラビアンが狙う形で始まる。
武器があまりに重すぎるために、今回のライフは「ぴよこが武器を支えられる時間」となっている。

画面9枚分くらいのデカいでじこの体の一部にターゲットが現れ、それを撃つとダメージを与えられるが、自分と相手の体力のバランスが悪い。と言うか、操作も難しい上にターゲットの方向を示してくれる矢印も若干信用ならないし。いや、単に体力設定がキツすぎる。

そういうワケでクリアできなかった。
というプレイヤーが続出する想定だったそうで、サークルのHPでは難易度を下げるパッチを頒布後にしばらくしてからリリースすることをreadmeで告知していた。
時が経ちすぎたせいでそのパッチはもうダウンロードできない。

感想

最終面の難易度が高い。一応、ゲーム内の速度を下げるチートを試してみたりもしたけどヒトスジナワではイカンでしたね。
パッケージのかわいさで期待してたゲームだっただけに作風がまあ~アレでちょっとがっかりしたとはあまり大きな声では言えない。

ジャケット