サークル
闇奉行カンパニー with 狂四郎
リリース
サンシャインクリエイション31(2006年4月23日)
ホームページ
http://ybc.saiin.net/yamibugyou/
概要
スーパーファミコンのキャラゲーを彷彿とさせるグラフィックのパズルゲーム。作りが丁寧で完成度が高い。各キャラクターの必殺技は、個性を活かしたバラエティあふれるギミックになっている。
ストーリーモード
祐巳、由乃、志摩子のそれぞれのストーリーモードがあり、山百合会メンバーたちとバラポン勝負をしてながらお話を進めていく。他のボードゲーム、パズル系同人ゲームでは、作中に登場するゲームを中心にストーリーが組まれていることが多いが、本作では原作の短編のような小話的な内容。ストーリーは山百合会の全員が登場するため、賑やかな展開になっている。
▲タイトル画面
ゲーム性
8×8マスに並べられたバラを隣接するバラと入れ替えて、タテかヨコで同色のバラを三つ以上並べると消すこと出来る。バラを消すと相手にダメージを与え、先に体力がなくなってしまうと負けとなる。また、一定数消すと必殺技が使用できる。
▲ストーリー画面
難しさ
難易度の設定はないが各キャラクターが持つ必殺技の影響で攻略の難しさが異なる。祐巳と由乃の難易度にあまり差はないが、志摩子の必殺技は回復技であり効果も低めのため、由乃や令といった攻撃力の高い必殺技を持つキャラが相手だと攻略が難しい。また、盤面の消せるバラを全て消さないとバラのリセットがされないため、残った消せるバラを探すのに時間がかかってしまうとみるみると相手に体力を奪われてしまう。
▲対戦画面
プレイするには
本作を現在の環境でプレイする際は「D3DWindower」というソフトの使用を推奨。また、プレイの際はコントローラーが必須となっており、未接続の状態ではゲームが起動できない徹底した仕様。
▲とことんモード
おまけレビュー
本作のストーリー、特に祐巳ルートがお気に入りです。取り留めもないことだけど少しおかしくて笑ってしまう感じが、原作にたまにある雰囲気を感じさせてくれて好きです。
※この記事はチヘド劇場がC104で頒布した「マリア様がみてる 同人ゲーム録本」を編集したものです。