サークル

PsGシステム研究所

リリース

C65(2003年12月30日冬コミ)

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概要

原作らしい雰囲気を持ったコメディ抜きの真面目なノベル作品。オリジナルエピソードや原作エピソードの補完的なエピソードを計4話収録。プレイ時間3時間ほど、CG枚数14枚、BGMは聖歌のアレンジを含めた(恐らく)オリジナル楽曲が15曲。エンディングテーマはボーカル付きのマリア様のこころ。

▲タイトル画面

▲ストーリー画面

一章 盗まれたロザリオ

リリアンかわら版にはロザリオの盗難事件の見出し。祐巳もロザリオ盗難の被害を受け、学園を守るため山百合会総出で調査を開始。調査の中で不審な行動と何故か生傷が多い志摩子が犯人という説が浮上。実際は鳥が巣作りの際に持ってきてしまったロザリオを志摩子が持ち主へ返していた。鳥や生徒たちに迷惑のかからないようにという配慮から起きた事故だった。

▲一章 盗まれたロザリオ

二章 白い軌跡

いばらの森騒動の解決後の山百合会のクリスマスパーティー当日。進路を決めかねていた聖は、須賀星を学園長室まで案内したあとパーティーへは向かわず御聖堂で昼寝をしていた。気づけば時は夕暮れ、志摩子の呼び声で目を覚ました聖は遅れながら薔薇の館へ向かう。そこで蓉子や江梨子、山百合会の面々が自分を待ってパーティーを始めていないことを知り、反省しながらも温かい感情に包まれた。この出来事が聖にとってもう少し学園生活を続けていいかも知れないと思わせ、リリアン女子大の受験を決めるきっかけとなった。

三章 見えない鎖

黄薔薇革命のあと、次第に体力をつけつつも未だ体調を崩しがちだった由乃は、自分に対して未だ過保護な対応を続ける令に我慢の限界を迎えて一時的に距離を置くことに。そんな中、暴漢に襲われそうになったところを令に助けられる出来事を経て、由乃と令は新しい姉妹関係を見つめなす。

四章 マリア様の贈り物

ゴロンタが子供を身ごもっていることが分かり、令と1年生らが出産の手伝いをすることを決断。祥子だけは人間が手を出すべきではないと1人反対し、一切関与しないと断言。強硬な姿勢は過去に愛猫を失った経験によるものと分かり、最後には難航していた出産を手伝って三匹の子猫が無事に生を受けた。

▲四章 マリア様の贈り物

※この記事はチヘド劇場がC104で頒布した「マリア様がみてる 同人ゲーム録本」を編集したものです。