ToHeartのタイピングゲーム6種入り

▼タイトル画面

サークル

Keio Digital Vertex

リリース

2000年 コミックマーケット59(冬コミ)

ホームページ

http://genesis.harukaze.net

ゲームページ
https://web.archive.org/web/20010419220828/http://genesis.harukaze.net/

概要

ToHeartを題材にしたタイピングゲームが6種類も入った豪華なゲーム。
それぞれのゲームをクリアするとご褒美CG(全年齢)が手に入る収集要素もあり。
同人では珍しいCD-ROMから直接起動しないといけない作り(コピープロテクト的な)。

▼メニュー画面

▼CONFIG画面(タイピングのキー設定が変更できる)

浩之の気持ち

▼ゲームを始めるためには「START」の文字をタイピングする必要があり、タイトル画面から凝りようを感じる。

一見beatmania打!!っぽいゲーム。落ちてくる文字の色がそれぞれのキャラクターと対応しており、ベストタイミングでタイプすると対応したキャラの好感度があがる。誰か一人でもハートが5つ以上の状態になるとクリアとなる。

ゲームオーバーの条件はミスタイプか時間経過によるハートの底打ち。誰か一人でもハートが0になってしまうとゲーム―オーバー。
落ちてくるキーは無視してもペナルティは発生しないため、8人8色の好感度を管理しつつミスなくタイピングする必要がある。タイピングゲームという枠組みに囚われないかなり奇抜なゲーム。

CG解放のために全員の好感度を上げた完全クリアを目指したが、8人もいると色の偏りがでてしまいなかなかうまくいかなかった。特にマルチの緑色の文字の頻度が毎回少なく苦労した。あと、志保と保科のどっちがどの色なのか判別つかん。

ロープdeセリオ

指定されたキーを連打して2Pカラーセリオと綱引きをするゲーム。
全3ステージあり、最終ステージは指定のキーが高頻度で変わるので結構難しい。タイピングに自信がなくても遊べるゲーム。

芹香の宅急便

タイピングゲームとシューティングを混ぜたゲーム。
上・真ん中・下に芹香を移動させ、右からやってくるお題をタイプして倒す。ミスタイプや被弾で体力が減る。お題は英単語。お代をクリアするとボムが溜まり、スペースキーで発動。画面内の文字をすべて消すことができる。

ミスタイプのペナルティや、上下の移動時間が結構かかるため難易度が高い。クリアできなかった。

破壊神琴音

制限時間内にお題をノルマの回数タイプすればクリア。

▼最初のお題は「スプーン」

▼回数をこなすとイラストが変化する

▼2個目のお題は「廊下の窓」

▼最後のお題は「来栖川ビル」

ミスタイプのペナルティがないぶん難易度は優しいが、制限時間に全てクリアするのはそこそこ難しい。

マルチスイーパー

▼画像が横伸びになっちゃってました…

ゲームとしてはただマインスイーパーですが、クリックではなくキーの座標でマスを解放していくルール。
お題は3つあり、クリアごとにCGが開放される。

シンプルに難易度が高くてクリアできなかった。あと、これをタイピングゲームと呼ぶのは少し無理がある気がする。

三大雀鬼 あかり最大の決戦

なぜかあかりが三大雀鬼とタイピング麻雀勝負をする。細かいルールは分からないが、ミスなくお題をタイプしていればクリアできる。

1番の謎はこのシチュエーション。

感想

かなり凝った作りでかなり好印象。音楽もアレンジだったりでとても良い。
ゲームとしては「浩之の気持ち」が斬新で面白かった。が、キャラが多すぎる…。色の来ないキャラを待ってる時間で好感度がノルマ以上だったキャラもハートが減っていくし、全色満遍なく落ちてくる感じじゃなかったから運が結構絡む。
あと「破壊神琴音」が同人ゲーらしくて1番楽しかった。

ジャケット画像

その他